「自分の年収は業界水準と比べてどうなのか」「転職でいくらを狙えるのか」——
住宅・不動産業界は、基本給に加えてインセンティブ(歩合)の比重が大きいため、求人票の額面だけでは実態が分かりにくい業界です。この記事では職種別の基本給+インセンティブの目安と、年収を上げる転職のポイントを解説します。
※ 下記は業界の一般的な目安レンジです。実際の年収は企業・地域・歩合制度・個人の実績によって大きく変動します。
目次
職種別 年収レンジの目安(年収・万円)
| 職種 | 基本給の目安 | インセンティブ込みの目安 | 補足 |
|---|---|---|---|
| 住宅営業(注文・建売) | 350〜550 | 450〜900+(トップ層1,000超) | 歩合の比重が大きい。受注棟数で大きく変動 |
| 不動産売買営業 | 400〜600 | 550〜1,200+ | 高単価ほど歩合が大きい。実力主義 |
| 不動産仲介(売買) | 350〜550 | 500〜1,000 | 仲介手数料の歩合次第 |
| 賃貸仲介 | 320〜500 | 380〜650 | 売買より歩合は小さめ・安定寄り |
| 施工管理(建築) | 400〜700 | 450〜800 | 1級施工管理技士・大型現場で上振れ |
| 建築設計 | 380〜650 | 400〜700 | 一級建築士・意匠/構造で差 |
| インテリアコーディネーター | 300〜500 | 320〜550 | 提案力・資格で差 |
| 不動産管理(PM/BM) | 350〜550 | 380〜600 | 管理戸数・収支改善の実績で評価 |
住宅営業のポイント:基本給は控えめでも、インセンティブで年収が跳ねるのがこの職種の特徴。「基本給◯万+1棟あたり歩合◯万」のような制度が多く、受注棟数・契約単価が年収を左右します。求人を見るときは“額面の上限”だけでなく歩合の設計を必ず確認しましょう。
年収は「経験年数」と「役職」で上がる
同じ職種でも、年収は概ね次のように上がっていきます(目安)。
- 20代・実務〜3年:基本給レンジの下〜中位。まず実績を作る時期。
- 30代・主任〜係長:中〜上位。数値実績(達成率・受注棟数・施工規模)が年収交渉の武器に。
- 40代〜・管理職:上位〜マネジメント手当。チーム成果・採用/育成まで含めて評価。
年収を上げる転職の3つのコツ
- 数値実績を“額面”で示す:「達成率120%」「年間受注8棟」「年間売上2.5億」など、年収の根拠になる数字を職務経歴書に明記する。
- 歩合設計の良い企業を選ぶ:同じ職種でもインセンティブ制度で手取りが大きく変わる。
- 資格より“再現性のある実績”:転職市場では資格単体より「その成果を再現できるか」が重視されます(→ 資格より経験が評価される理由)。
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関連:住宅営業の職務経歴書 / 施工管理の職務経歴書
