賃貸仲介への転職を考えている方の中には、
「賃貸仲介の職務経歴書は何を書けばいい?」
「成約件数や営業実績はどこまで書くべき?」
「未経験でも評価される職務経歴書は作れる?」
と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
賃貸仲介の職務経歴書では、担当業務を時系列で並べるだけでは十分ではありません。
採用担当者は、成約件数や反響対応数、接客・提案力、オーナー対応の経験などから、「入社後に活躍できる人材か」を判断しています。
そのため、これまでの経験や成果を具体的に伝えることが、書類選考を通過するための重要なポイントです。
また、数字で表せる営業実績が少ない場合でも、担当してきた業務や工夫したこと、資格や専門知識を適切にまとめることで、自分の強みを十分にアピールできます。
この記事では、賃貸仲介の職務経歴書で採用担当者が見ているポイントをはじめ、基本構成や実績の書き方、完成見本、職務要約・自己PRの例文、作成時のコツまで詳しく解説します。
これから賃貸仲介へ転職する方はもちろん、職務経歴書をブラッシュアップしたい方もぜひ参考にしてください。
賃貸仲介の職務経歴書で採用担当者が見ているポイント
賃貸仲介の職務経歴書では、単に勤務先や担当業務を記載するだけでは十分な評価につながりません。採用担当者は、「これまでどのような経験を積み、入社後にどのような活躍が期待できるか」という視点で職務経歴書を確認しています。
特に賃貸仲介は、お客様への接客から物件提案、内見、契約手続き、オーナー対応まで幅広い業務を担当するため、経験や実績を具体的に伝えることが重要です。ここでは、採用担当者が特に注目している4つのポイントを紹介します。
担当してきた業務内容
まず確認されるのが、これまでどのような業務を担当してきたかです。
賃貸仲介と一口にいっても、企業によって担当範囲は異なります。反響営業が中心の会社もあれば、オーナーへの募集提案や物件管理業務まで担当する会社もあります。
そのため、「賃貸営業を担当」と簡潔に書くだけではなく、担当していた業務を具体的に記載することが大切です。
例えば、以下のような業務経験は積極的に記載しましょう。
- 来店・反響対応
- 希望条件のヒアリング
- 物件提案・内見案内
- 入居申込・契約手続き
- 重要事項説明(宅建士の場合)
- オーナー対応・募集条件の提案
- 更新契約・退去対応
- ポータルサイトへの物件掲載・更新
担当範囲を具体的に記載することで、採用担当者は入社後に任せられる業務をイメージしやすくなります。
営業実績
賃貸仲介では、営業実績も重要な評価ポイントです。
特に、成約件数や反響対応件数、来店対応数、成約率など、数字で示せる実績がある場合は積極的に記載しましょう。
数字を用いることで、経験や成果が客観的に伝わりやすくなります。
例えば、「月平均15件の成約を担当」「年間約200件の問い合わせに対応」「店舗目標を年間通して達成」など、具体的な数字を交えて記載すると、より説得力のある職務経歴書になります。
数字が分からない場合でも、担当した役割や成果につながった取り組みを具体的に記載すれば十分にアピールできます。
保有資格・専門知識
宅地建物取引士(宅建)をはじめとする資格や、不動産に関する知識も採用担当者が確認するポイントです。
宅建を保有している場合は、重要事項説明や契約業務を担当できるため、多くの企業で評価されます。また、賃貸不動産経営管理士やFPなど、不動産営業に関連する資格があれば併せて記載するとよいでしょう。
資格だけでなく、賃貸借契約や宅地建物取引業法、物件広告のルールなど、実務で培った専門知識もアピールポイントになります。
顧客対応力・提案力
賃貸仲介は、お客様の希望条件を丁寧にヒアリングし、数ある物件の中から最適な提案を行う仕事です。
そのため、接客力やコミュニケーション能力、提案力も重要な評価対象となります。
例えば、「お客様のライフスタイルに合わせた物件提案を行った」「迅速な問い合わせ対応を心掛け、来店率向上に貢献した」「オーナーへ募集条件の改善提案を行い、早期成約につなげた」など、実際の行動や成果を交えて記載すると、自分の強みが伝わりやすくなります。
営業成績だけでなく、お客様やオーナーとの信頼関係を築くために工夫した点も積極的にアピールしましょう。
賃貸仲介の職務経歴書の基本構成
賃貸仲介の職務経歴書は、採用担当者が短時間で経験やスキルを把握できるよう、分かりやすい構成でまとめることが大切です。
特に住宅・不動産業界では、担当してきた業務や営業実績、保有資格などを具体的に確認されるため、読みやすさを意識しながら必要な情報を整理しましょう。
ここでは、一般的な職務経歴書の基本構成と、それぞれの項目で記載すべき内容を紹介します。
職務要約
職務要約は、これまでのキャリアを3〜5行程度で簡潔にまとめる項目です。
勤務年数や担当してきた業務、営業スタイル、実績などを要約することで、採用担当者は職務経歴書全体を読む前に経験の概要を把握できます。
例えば、「賃貸仲介営業として5年間勤務し、反響営業を中心に物件提案から契約業務まで一貫して担当。月平均15件の成約を継続し、宅地建物取引士として重要事項説明も担当」のように、経験・実績・資格を盛り込むと分かりやすくなります。
職務経歴
職務経歴では、在籍した会社ごとに担当業務や役割を具体的に記載します。
会社名や在籍期間だけでなく、店舗規模や担当エリア、営業スタイルなども記載すると、経験のイメージが伝わりやすくなります。
また、担当業務は「反響対応」「物件提案」「内見案内」「契約手続き」「重要事項説明」「オーナー対応」など、箇条書きを活用して整理すると読みやすくなります。
営業実績
営業実績では、成約件数や売上など、数字で示せる成果を積極的に記載しましょう。
例えば、「月平均15件の成約」「年間仲介手数料売上○○万円」「反響対応数月100件」「成約率25%」など、具体的な数字があると経験や実力を客観的に伝えられます。
数字だけでなく、「店舗内で営業成績1位」「社内表彰を受賞」などの実績があれば、併せて記載するとさらに効果的です。
保有資格・スキル
保有資格は正式名称で記載し、取得年月が分かる場合はあわせて記載しましょう。
賃貸仲介では、宅地建物取引士をはじめ、賃貸不動産経営管理士、FP技能士などの資格が評価されることがあります。
また、スキル欄では、不動産ポータルサイトの運用経験や顧客管理システム(CRM)の使用経験、Excel・WordなどのPCスキルも記載すると、実務経験をより具体的に伝えられます。
自己PR
自己PRでは、営業実績だけでは伝えきれない強みや仕事への姿勢をアピールします。
「お客様の希望条件を丁寧にヒアリングし、満足度の高い提案を心掛けた」「問い合わせへの迅速な対応を徹底し、来店率向上に貢献した」など、具体的なエピソードを交えながら記載すると説得力が高まります。
また、応募先企業が求める人物像に合わせて内容を調整することで、自分の強みをより効果的に伝えられるでしょう。
賃貸仲介の実績を数字で伝える方法
賃貸仲介の職務経歴書では、「頑張りました」「多くのお客様を担当しました」といった抽象的な表現だけでは十分なアピールになりません。採用担当者は、これまでどのような成果を上げてきたのかを客観的に判断するため、数字で示せる実績を重視しています。
ただし、成約件数だけを書けば良いわけではありません。
賃貸仲介では、問い合わせ対応から契約、オーナー対応まで幅広い業務を担当するため、さまざまな実績が評価対象になります。
ここでは、職務経歴書に記載したい実績と、数字が分からない場合の書き方を紹介します。
賃貸仲介で記載したい実績
賃貸仲介では、以下のような実績が採用担当者から評価されます。
| 実績項目 | 記載例 |
|---|---|
| 成約件数 | 月平均15件、年間180件の契約を担当 |
| 反響対応数 | 月100件以上の問い合わせに対応 |
| 来店対応数 | 月50組以上のお客様を接客 |
| 成約率 | 反響からの成約率25%を達成 |
| 更新契約 | 年間120件の更新契約を担当 |
| オーナー対応 | 募集条件の提案や空室対策を実施 |
| 表彰実績 | 店舗年間MVP、営業成績優秀賞など |
数字を記載する際は、単に件数を書くのではなく、「どのような取り組みによって成果につながったのか」まで記載すると、採用担当者に強みが伝わりやすくなります。
記載例
反響営業を中心に月平均15件の賃貸契約を担当。問い合わせ当日中の返信を徹底し、お客様の希望条件を丁寧にヒアリングすることで、店舗目標達成率115%に貢献しました。
数字が分からない場合の書き方
勤務先で営業成績を管理していなかった場合や、数字を把握していない場合でも、職務経歴書を書くことはできます。
その場合は、担当した業務や工夫した内容、店舗への貢献を具体的に記載しましょう。
例えば、「問い合わせから契約まで一貫して担当した」「繁忙期にはチーム内で最も多くのお客様対応を担当した」「オーナーへ募集条件の改善を提案し、早期成約につながるようサポートした」など、日々の業務内容を具体的に伝えるだけでも経験を十分にアピールできます。
記載例
来店されたお客様への物件提案から内見案内、契約手続きまで一貫して担当。お客様一人ひとりの希望条件を丁寧にヒアリングし、安心して物件を選んでいただける接客を心掛けました。また、オーナーや管理会社との連携を密に行い、円滑な契約手続きを実現しました。
賃貸仲介の職務経歴書の書き方【完成見本】
ここでは、賃貸仲介営業の職務経歴書の完成見本を紹介します。
実際に応募書類を作成する際は、自身の経験や実績に合わせて内容を調整してください。
賃貸仲介経験者の職務経歴書見本
| 職務要約 | 賃貸仲介営業として5年間勤務。反響営業を中心に、物件提案・内見・契約・引き渡しまで一貫して担当。月平均15件の成約を継続し、お客様満足度を意識した提案を行ってきました。 |
|---|---|
| 職務経歴 | 株式会社〇〇不動産(2021年4月~現在) ・反響営業(電話・メール・Web問い合わせ対応) ・希望条件のヒアリング、物件提案 ・内見案内、契約手続き、引き渡し対応 ・オーナーとの募集条件調整 ・物件情報の登録・更新 |
| 営業実績 | ・月平均15件の成約 ・年間約200件の問い合わせ対応 ・店舗目標達成率115% ・年間営業成績優秀賞受賞 |
| 保有資格 | ・宅地建物取引士 ・普通自動車第一種運転免許 |
| 自己PR | お客様一人ひとりの希望条件を丁寧にヒアリングし、最適な物件提案を心掛けてきました。問い合わせへの迅速な対応や契約後のフォローにも力を入れ、お客様・オーナー双方との信頼関係の構築を大切にしています。 |
店長・マネジメント経験者の職務経歴書見本
| 職務要約 | 賃貸仲介営業として8年間勤務後、店舗責任者として営業活動と店舗運営を担当。売上管理やスタッフ育成、営業戦略の立案を通じて店舗全体の業績向上に貢献しました。 |
|---|---|
| 職務経歴 | 株式会社〇〇不動産(2017年4月~現在) ・店舗マネジメント ・営業目標・KPI管理 ・スタッフ教育・OJT ・重要顧客対応 ・オーナーとの条件交渉 |
| 営業実績 | ・店舗売上前年比120%達成 ・新人3名の育成を担当 ・店舗年間MVP受賞 |
| 保有資格 | ・宅地建物取引士 ・賃貸不動産経営管理士 |
| 自己PR | 営業活動だけでなく、店舗全体の売上向上を意識したマネジメントを実践してきました。メンバー育成や業務改善にも積極的に取り組み、安定して成果を出せる組織づくりに貢献しています。 |
未経験者の職務経歴書見本
| 職務要約 | 接客業で5年間勤務し、お客様への提案や課題解決を意識した接客を経験。培ったコミュニケーション力や提案力を活かし、賃貸仲介営業としてお客様に寄り添った提案を行いたいと考えています。 |
|---|---|
| 職務経歴 | 株式会社〇〇(2020年4月~現在) ・接客・販売 ・商品提案 ・在庫管理 ・新人教育 ・売場づくり |
| 営業実績 | ・店舗売上目標を継続して達成 ・接客コンテスト入賞 ・新人教育担当として2名を指導 |
| 保有資格 | ・宅地建物取引士(取得済み) ・普通自動車第一種運転免許 |
| 自己PR | これまで培った接客力や提案力を活かし、お客様一人ひとりに寄り添った対応を心掛けてきました。新しい知識も積極的に学び、早期に戦力として貢献できるよう努力していきます。 |
完成見本はあくまで一例です。
応募企業やこれまでの経験によって強調すべき内容は異なるため、自身の実績や担当業務に合わせて調整しましょう。
特に営業実績や自己PRは具体的な数字やエピソードを盛り込むことで、より説得力のある職務経歴書になります。
賃貸仲介の職務要約の例文
職務要約は、採用担当者が最初に目を通す項目です。
3~5行程度で、これまでの経験や実績、強みを簡潔にまとめることで、その後の職務経歴を読み進めてもらいやすくなります。
賃貸仲介の場合は、「経験年数」「担当業務」「営業実績」「強み」の4点を盛り込むと、分かりやすい職務要約になります。
賃貸仲介経験者の例文
賃貸仲介営業として5年間勤務し、反響営業を中心に物件提案から内見案内、契約手続きまで一貫して担当してきました。月平均15件の成約を継続し、お客様一人ひとりの希望条件を丁寧にヒアリングした提案を心掛けています。宅地建物取引士として重要事項説明や契約業務にも携わっています。
店長・マネジメント経験者の例文
賃貸仲介営業として8年間勤務し、現在は店舗責任者として営業活動と店舗運営を担当しています。営業目標の管理やスタッフ育成、売上分析を行いながら、店舗全体の業績向上に取り組んできました。現場経験とマネジメント経験の両方を活かし、組織全体の成果向上に貢献しています。
未経験者の例文
接客・販売業で培ったコミュニケーション力や提案力を活かし、不動産業界への転職を希望しています。お客様のニーズを丁寧に把握し、最適な提案を行うことを心掛けてきました。新しい知識を積極的に習得し、賃貸仲介営業として早期に戦力となれるよう努力していきます。
例文はそのまま転記するのではなく、自身の経験や実績に合わせて内容を調整することが大切です。
採用担当者は具体性や一貫性を重視するため、数字や担当業務を盛り込み、自分らしい職務要約を作成しましょう。
賃貸仲介営業の自己PR例文
自己PRでは、これまでの経験や強みを応募先企業でどのように活かせるかを伝えることが重要です。
賃貸仲介営業では、営業成績だけでなく、お客様との信頼関係の構築や提案力、課題解決力なども評価されます。
ここでは、アピールしやすいテーマごとの例文を紹介します。
自身の経験に近い内容を参考にしながら、実際のエピソードや実績を加えて作成しましょう。
成約率・営業実績をアピールする例文
お客様一人ひとりのご要望を丁寧にヒアリングし、条件に合った物件を迅速に提案することを心掛けてきました。問い合わせへのスピード対応や内見前の情報提供を徹底した結果、月平均15件の成約を継続して達成しています。今後もこれまで培った提案力と行動力を活かし、早期に成果を上げられる営業を目指します。
顧客との信頼関係をアピールする例文
お客様に安心して住まい選びを進めていただけるよう、物件のメリットだけでなく注意点も含めて丁寧に説明することを心掛けています。契約後のフォローにも力を入れ、多くのお客様からご紹介や再来店につながるなど、信頼関係を大切にした営業を実践してきました。
提案力・課題解決力をアピールする例文
お客様のご希望をそのまま受け止めるだけではなく、ライフスタイルや将来設計までヒアリングしたうえで最適な物件をご提案してきました。また、オーナーに募集条件の見直しや設備改善を提案し、空室期間の短縮につながった経験もあります。双方にとって最適な提案ができることが私の強みです。
未経験者向けの例文
前職では接客業に従事し、お客様一人ひとりのご要望を丁寧に伺い、最適な商品をご提案してきました。相手の立場に立って考える姿勢やコミュニケーション力には自信があります。不動産業界の知識を積極的に学びながら、お客様に信頼される賃貸仲介営業として成長していきたいと考えています。
自己PRは例文をそのまま使用するのではなく、自身の経験や実績に置き換えることが大切です。
具体的な数字や実際のエピソードを盛り込むことで、より説得力のある内容になります。

職務経歴書を作成するコツ
職務経歴書は、経験を時系列に並べるだけでは採用担当者に魅力が伝わりません。
応募先が求める人物像を意識し、自身の経験や実績を分かりやすく整理することが重要です。
ここでは、賃貸仲介営業の職務経歴書を作成する際に意識したい4つのポイントを紹介します。
応募先企業に合わせて内容を調整する
同じ職務経歴書をすべての企業へ提出するのではなく、応募先企業が求める人物像に合わせて内容を調整しましょう。
例えば、反響営業が中心の会社であれば接客力や成約実績を、管理会社への転職であればオーナー対応や契約業務の経験を重点的に記載すると、採用担当者へ強みが伝わりやすくなります。
担当した業務範囲を具体的に記載する
「賃貸仲介営業を担当」とだけ書くのではなく、どこまで担当していたのかを具体的に記載しましょう。
例えば、「問い合わせ対応」「物件提案」「内見案内」「契約手続き」「重要事項説明」「引き渡し」「契約後のフォロー」など、担当業務を具体的に書くことで経験の深さを伝えられます。
営業実績は数字を用いて伝える
営業実績は、できるだけ数字を用いて記載することが大切です。
成約件数や成約率、問い合わせ対応件数、店舗目標達成率など、客観的に評価できる数字があると採用担当者も実績をイメージしやすくなります。数字だけでなく、その成果につながった工夫や取り組みもあわせて記載すると、さらに説得力が増します。
守秘義務に配慮する
職務経歴書には実績を記載することが重要ですが、企業や顧客の機密情報を記載してはいけません。
顧客名や物件名、住所、社外秘の営業資料などは記載せず、実績は件数や割合などの形で表現しましょう。
応募先企業から信頼される職務経歴書を作成するためにも、守秘義務への配慮は欠かせません。
これらのポイントを意識することで、採用担当者が経験や強みを理解しやすい職務経歴書になります。
内容を書き終えたら、誤字脱字や記載漏れがないかも必ず確認しましょう。
賃貸仲介営業の職務経歴書で避けたい書き方
職務経歴書は経験や実績をアピールするための書類ですが、書き方によっては採用担当者へマイナスの印象を与えてしまうことがあります。
ここでは、賃貸仲介営業の職務経歴書でよくある失敗例と、改善のポイントを紹介します。
抽象的な表現ばかりになっている
「頑張りました」「お客様のために努力しました」といった抽象的な表現だけでは、どのような経験や強みがあるのか伝わりません。
担当業務や営業実績、工夫した内容などを具体的に記載し、可能であれば数字も交えて説明しましょう。
改善例
- お客様第一で営業を頑張りました。
- お客様の希望条件を丁寧にヒアリングし、月平均15件の賃貸契約を担当しました。
担当業務が分かりにくい
「賃貸仲介営業を担当」とだけ書かれていると、実際にどこまで業務を担当していたのか採用担当者には伝わりません。
問い合わせ対応、物件提案、内見案内、契約手続き、重要事項説明、オーナー対応など、担当範囲を具体的に記載することが大切です。
営業実績や成果が記載されていない
営業職では、成果を示す実績も重要な評価ポイントです。
職務内容だけでは、どの程度活躍していたのか判断できません。
成約件数や成約率、店舗目標達成率、表彰歴など、客観的に評価できる内容をできる限り記載しましょう。
資格やスキルの記載漏れがある
宅地建物取引士や賃貸不動産経営管理士などの資格を取得しているにもかかわらず、記載していないケースも少なくありません。
また、普通自動車第一種運転免許やPCスキル、使用経験のある不動産システムなども応募先によっては評価されるため、漏れなく記載しましょう。
職務経歴書を提出する前には、「担当業務」「営業実績」「保有資格」「自己PR」に漏れがないかを見直すことが大切です。
採用担当者が短時間で内容を理解できるよう、具体的で分かりやすい表現を意識しましょう。
提出前のチェックリスト
職務経歴書は、内容だけでなく見やすさや正確性も重要です。
提出前に以下の項目を確認し、採用担当者が読みやすく、経験や強みが伝わる書類になっているかチェックしましょう。
| チェック項目 | 確認内容 |
|---|---|
| 職務要約 | 経験年数や強みが200〜300文字程度で簡潔にまとまっている |
| 担当業務 | 問い合わせ対応、物件提案、内見案内、契約手続きなど担当範囲を具体的に記載している |
| 営業実績 | 成約件数や成約率、問い合わせ対応件数、目標達成率などを数字で記載している |
| 取扱物件・担当業務 | 単身・ファミリー向けなどの取扱物件や、反響営業・法人契約など担当内容が分かるよう整理されている |
| 保有資格 | 宅地建物取引士などの資格を正式名称で記載している |
| 自己PR | 実績や具体的なエピソードを交えて強みを伝えている |
| 応募企業との整合性 | 応募先で求められる経験やスキルを意識した内容になっている |
| 誤字・脱字 | 企業名や在籍期間、数字に誤りがないか確認している |
職務経歴書は、一度作成して終わりではありません。
応募先企業の事業内容や募集職種に合わせて内容を見直すことで、自身の経験や強みをより効果的にアピールできます。
賃貸仲介営業の職務経歴書に関するよくある質問
- 職務経歴書は手書きとパソコンのどちらが良いですか?
-
現在の転職活動では、職務経歴書はパソコンで作成するのが一般的です。
レイアウトを整えやすく、修正や更新もしやすいため、採用担当者にとっても読みやすい書類になります。
- 営業実績が少ない場合はどのように書けば良いですか?
-
営業実績が少ない場合でも、担当した業務内容や工夫した点、接客で意識していたことなどを具体的に記載しましょう。また、問い合わせ対応件数や内見案内件数、契約手続きの経験なども実績としてアピールできます。
- 数字が分からない場合は記載しなくても大丈夫ですか?
-
営業実績が少ない場合でも、担当した業務内容や工夫した点、接客で意識していたことなどを具体的に記載しましょう。また、問い合わせ対応件数や内見案内件数、契約手続きの経験なども実績としてアピールできます。
- アルバイトや契約社員の経験も職務経歴書に書けますか?
-
応募する仕事に活かせる経験であれば、雇用形態にかかわらず記載できます。接客経験や営業経験、顧客対応、契約業務など、賃貸仲介営業で活かせる経験は積極的にアピールしましょう。
- 自己PRと職務要約は同じ内容でも問題ありませんか?
-
同じ内容をそのまま記載することは避けましょう。職務要約では経験や実績を簡潔にまとめ、自己PRではその経験から得た強みや仕事への姿勢、応募先でどのように活かせるかを具体的に伝えることで、それぞれの役割を明確にできます。
賃貸仲介への転職なら住まキャリにご相談ください
職務経歴書は、これまでの経験や強みを採用担当者へ伝える重要な書類です。しかし、「どの実績をアピールすれば良いか分からない」「自己PRに自信がない」と悩む方も少なくありません。
住まキャリでは、住宅・不動産業界に特化したキャリアアドバイザーが、職務経歴書の添削から面接対策まで転職活動をサポートしています。賃貸仲介営業の経験を活かした転職はもちろん、売買仲介や管理会社、ハウスメーカーなどへのキャリアチェンジについてもご相談いただけます。
応募企業に合わせた職務経歴書の作成ポイントやアピール方法もお伝えしていますので、不動産業界への転職を成功させたい方は、お気軽に住まキャリへご相談ください。
まとめ
賃貸仲介営業の職務経歴書では、担当業務だけでなく、営業実績や保有資格、提案力などを具体的に伝えることが重要です。特に、成約件数や成約率などの数字を用いることで、採用担当者へ経験や成果を分かりやすくアピールできます。
また、応募先企業に合わせて内容を調整し、自身の経験に基づいた職務要約や自己PRを作成することで、より説得力のある職務経歴書になります。
本記事で紹介した完成見本や例文を参考に、自分の経験や実績に置き換えながら、採用担当者に強みが伝わる職務経歴書を作成しましょう。
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