不動産仲介営業の職務経歴書の書き方|例文・見本と数値実績の伝え方

不動産仲介(売買・賃貸)の転職では、成約件数・売上・反響対応力を数字で示せるかが書類選考の分かれ目です。
扱う商材(売買か賃貸か、居住用か投資用か)によって評価軸が異なるため、ターゲット企業に合わせた
実績の見せ方が重要になります。この記事では例文付きで解説します。

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目次

不動産仲介の職務経歴書で評価される3つのポイント

  1. 成約の数値(成約件数、仲介手数料売上、客付け/元付け比率、成約率)。
  2. 集客〜クロージングの担当範囲(反響/来店/追客、物件提案、契約・重説)。
  3. 宅建士としての契約実務(重要事項説明・契約書作成の可否)— 即戦力判断の決め手。

職務経歴書の構成(不動産仲介版)

セクション 書く内容
職務要約 経験年数・取扱(売買/賃貸・居住/投資)・主な実績・宅建有無
職務経歴 会社ごとに「業務内容/実績数値/取扱物件」
活かせる経験・スキル 反響対応・物件提案・重説・契約・顧客管理
資格 宅地建物取引士・賃貸不動産経営管理士・FP 等
自己PR 強み+数値エピソード+入社後の貢献

★数値実績の書き方(不動産仲介のKPI)

KPI 書き方の例
成約件数 月平均6件成約(賃貸)/年間24件成約(売買)
仲介手数料売上 年間売上(仲介手数料)3,800万円
成約率・受注率 来店成約率45%(部内平均35%)
反響対応量 月間反響60件対応、内見案内月30件
元付け/客付け 元付け4割・客付け6割
単価・ランキング 平均成約価格3,500万円/店舗売上1位

良い例:

居住用売買仲介として反響対応から内見、価格交渉、重要事項説明、契約までを一貫して担当。
年間24件成約・仲介手数料売上3,800万円、来店成約率45%(部内平均35%)を達成。宅地建物取引士として
重説・契約書作成まで自己完結できる点を強みとしている。

そのまま使える例文

職務要約(コピペ可)

不動産仲介営業として5年間、居住用売買を中心に従事してまいりました。反響・来店対応から物件提案、
価格交渉、重要事項説明、契約・引き渡しまで一貫して担当。年間24件成約・仲介手数料売上3,800万円・
来店成約率45%を実現しました。宅地建物取引士として契約実務まで自己完結できる即戦力です。

不動産営業の自己PR例文5選

自己PRは、強み → 数字・エピソード → 入社後の貢献の順で書きます。応募先の領域や営業スタイルに近い例文を選び、数字を自分の実績へ置き換えてください。

1. 成約率・クロージング力

成約率・クロージングで勝負

私の強みは、来店から成約までの歩留まりの高さです。初回接客でヒアリングシートを用い条件を構造化し、
提案物件を3件に絞ることで来店成約率を部内平均35%→45%に改善しました。貴社でも限られた反響を確実に
成約へつなげて貢献いたします。

2. 追客・信頼構築

私の強みは、長期追客による信頼構築です。すぐに決まらない顧客にも定期的に新着物件を提案し続け、
半年〜1年越しの成約と紹介を年間8件創出しました。押し売りでなく寄り添う姿勢で選ばれる営業を目指しています。

3. 宅建を活かした契約実務

私の強みは、宅地建物取引士として重要事項説明・契約書作成まで自己完結できる点です。反響対応から決済まで一貫して担当し、取引条件とリスクを分かりやすく説明することで、トラブルのない取引と顧客満足の向上につなげてきました。

4. エリア・市場知識

私の強みは、担当エリアの相場・地域情報への理解です。成約事例と周辺環境を踏まえて比較しやすい提案を行い、平均成約価格3,500万円、年間24件の成約を実現しました。貴社でも地域に根ざした提案で貢献します。

5. 不動産業界未経験の場合

前職の法人営業で培った課題発見力と提案力が強みです。年間目標達成率120%を継続し、顧客の要望だけでなく背景にある課題を掘り下げて提案してきました。不動産営業でもお客様の大きな意思決定に寄り添い、宅建の学習と並行して早期に戦力化します。

経験者は成約件数・成約率・仲介手数料売上のいずれかを必ず入れます。未経験者は、前職の営業・接客実績と、不動産営業でどう再現するかをつなげましょう。

不動産営業の志望動機の書き方

志望動機では、営業意欲だけでなく、不動産業界を選ぶ理由・その会社を選ぶ理由・活かせる経験を一続きで示します。

  • 売買・賃貸・管理など、応募先が扱う領域を確認する
  • 地域密着、反響中心、投資用に強いなど、会社固有の特徴を盛り込む
  • 成約率、追客、顧客フォロー、宅建など、自分の経験がどう役立つかを具体化する

経験者向けの志望動機例文

前職では売買仲介営業として、年間18件の成約と仲介手数料売上の目標達成を経験しました。物件提案だけでなく、資金計画や売却理由を丁寧に整理し、お客様が納得して意思決定できるよう支援することを大切にしてきました。貴社の地域密着で契約後まで一貫して支援する姿勢に魅力を感じています。これまで培った追客力と契約実務の経験を活かし、成約率向上と紹介獲得に貢献します。

未経験者向けの志望動機例文

前職では接客業で、お客様の要望を伺い、状況に合わせた提案を行ってきました。不動産営業は、住まいや資産という大きな意思決定に関わり、長期的な信頼関係を築ける点に魅力を感じています。貴社が地域のお客様に寄り添った提案を重視している点に共感しました。接客経験で培った傾聴力と継続的なフォロー力を活かし、宅建取得も視野に入れて早期に戦力化します。

応募先に合わせるテンプレート

貴社の〔売買特化・地域密着・投資用に強い など〕という点に魅力を感じ志望いたしました。
これまでの〔売買/賃貸〕仲介で培った反響対応力と契約実務の経験を活かし、〔エリア・商材〕で
貢献したいと考えております。※ 取扱商材の一致を必ず明記。

「稼げそうだから」だけで終わる、会社固有の特徴に触れない、宅建をどう活かすか説明しない志望動機は避けましょう。

よくあるNG例と改善

  • NG: 「お客様第一で対応しました」→ 数字も範囲も不明。

改善: 「来店成約率45%(部内平均35%)、年間24件成約」。

  • NG: 売買と賃貸の経験を混ぜて曖昧に。→ 改善: 取扱別に成約件数・単価を分けて記載。
  • NG: 宅建の有無を書き忘れる。→ 改善: 職務要約の冒頭で「宅地建物取引士として重説・契約まで対応」と先出し。

FAQ

Q. 賃貸仲介と売買仲介で書き方は違いますか?
A. KPIが異なります。賃貸は月間成約件数・客付け力、売買は成約単価・仲介手数料売上が中心です。応募先の商材に合わせましょう。

Q. 宅建を持っていない場合は?
A. 取得予定なら「宅地建物取引士(◯年◯月 受験予定)」と明記。反響対応量や成約率など他の数値で実力を示します。

Q. 履歴書と職務経歴書、両方いりますか?
A. 多くの不動産会社で両方必要です。住まキャリのツールは2書類を同時に作成できます。


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この記事を書いた人

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