リビン・テクノロジーズの年収は616万円、売買営業の求人は500万円から

「リビン・テクノロジーズの年収は?」
「リビンマッチの会社に、不動産営業の仕事はあるの?」

リビンマッチはテレビCMで知っていても、運営する会社の年収や仕事の中身までは知らない人が多いでしょう。不動産テックの会社なので、不動産営業の経験が活かせるのか迷う人もいるはずです。

リビン・テクノロジーズの平均年収は、2025年9月期の有価証券報告書で616万8千円です。住まキャリに出ている求人は不動産売買の新しい事業の営業で、想定年収は500万〜800万円とされています。

この記事では住まキャリの求人データも交えながら、平均年収の中身と求人の条件、働き方を解説していきます。

目次

リビン・テクノロジーズの平均年収は616万円|平均34歳・83人の数字

リビン・テクノロジーズの平均年収は616万8千円で、社員83人の平均年齢は34.0歳、平均勤続年数は3.7年です。賞与と残業代などを含めた、2025年9月期の数字になります。

この数字は、営業や開発など全社員をまとめた平均です。応募する職種の年収は、求人の額で確かめるのが確かでしょう。

リビン・テクノロジーズの会社概要

項目内容
社名リビン・テクノロジーズ株式会社(東証グロース・名証メイン上場)
設立2004年1月(2018年に今の社名へ変更)
本社東京都中央区日本橋
従業員数83人(グループで87人・2025年9月30日現在)
主な事業不動産の一括査定サイト「リビンマッチ」などの運営、住宅関連の会社向けのクラウドサービス
営業収益35億9,275万円(グループ・2025年9月期)

参考:有価証券報告書(第22期・2025年9月期)|リビン・テクノロジーズ株式会社

リビン・テクノロジーズは、2004年にインターネット広告の会社として生まれました。2006年に不動産売却の一括査定を始めてから不動産の分野に軸足を移し、2019年に上場しています。2025年10月には、名古屋証券取引所のメイン市場にも上場しました。

1年で64万6千円上がった

前の期の有価証券報告書と並べると、平均年収は1年で64万6千円上がっています。求人票にも、会社の平均年齢34歳・平均年収616万円と書かれています。

決算期平均年収平均年齢平均勤続年数人数
2024年9月期552万2千円32.8歳3.0年98人
2025年9月期616万8千円34.0歳3.7年83人

参考:有価証券報告書(第21期・2024年9月期)|リビン・テクノロジーズ株式会社

同じ1年で社員は15人減り、平均年齢は1.2歳・平均勤続年数は0.7年上がりました。グループの経常利益も、約2億1,000万円から約4億7,000万円へ増えています。

上がった理由を会社は説明していませんが、業績の伸びと、社員の年齢や勤続が上がったことの両方が影響していると考えられます。平均の上がり幅を、そのまま個人の昇給の目安にはしないほうがよいでしょう。

平均は営業・開発などをまとめた全社の数字

リビン・テクノロジーズの事業は1つで、有価証券報告書に職種ごとの内訳はありません。平均の616万8千円には、サイトの営業・マーケティング・開発・コールセンターの社員が含まれます。パートなどの臨時の社員(平均58人)は、この平均に入っていません。

社員の数は、2021年9月期の77人から2025年9月期の83人まで、80〜100人ほどで推移しています。求人票によると、役員から一般の社員まで全部署が同じフロアで働いているそうです。

不動産売買の新しい事業は2026年に始まるため、その社員はこの平均にほとんど入っていないとみられます。不動産営業として入る人は、次の章の求人の年収を目安にしてください。

リビンマッチの会社が、不動産売買の事業を始めた

リビン・テクノロジーズは、これまでインターネットで不動産会社にお客様をつなぐ会社でした。その会社が、自分で不動産の売買を手がける事業を始めています。

リビンマッチは不動産を売りたい人と不動産会社をつなぐサイト

リビンマッチは、家や土地を売りたい人が、最大6社の不動産会社にまとめて査定を頼めるサイトです。土地活用や賃貸管理の相談もでき、年間24万件を超える問い合わせが集まっています。

利用する人は無料で、問い合わせを受け取った不動産会社がリビン・テクノロジーズに利用料を払う仕組みです。物件を探す人向けのポータルサイトと違い、不動産を持っている人を対象にしているのが特徴になります。

サービスは売却の査定だけではありません。不動産の買取・任意売却・リノベーション・注文住宅・リースバック・外壁塗装まで扱っています。2025年9月末の時点で、毎月2,200社ほどの会社がこれらのサービスを利用しています。

住まいの売り買いや手入れの相談が、毎日この会社に集まる仕組みでしょう。新しい事業の営業は、この集客の力を使って売主と話せる点が強みでしょう。

新しい事業は売買仲介と買取再販

求人票によると、新しい事業は不動産の売買仲介と買取再販(家を買い取って直して売る仕事)です。2026年4月に始める予定とされ、リビンマッチに集まる年間24万物件の売主の問い合わせを使います。

会社は、コールセンターやAIでお客様との接点をつくり、長く追いかける仕組みを整えると説明しています。問い合わせのあった売主に対応する、反響型の営業になるでしょう。売買仲介の仕事の中身は、不動産仲介の仕事と年収の記事で解説しています。

リフォームなどの会社も子会社にする

有価証券報告書によると、2026年4月に株式会社シンエイを、5億3,000万円で子会社にする予定です。シンエイは、水回りのメンテナンスやリフォーム、不動産を手がけています。会社は、得意なデジタルの分野に加えて、実際の住まいの困りごとを解決する分野に進むと説明しています。

サイトの運営から、売買やリフォームの現場へと事業を広げている時期です。新しい事業の最初のメンバーとして、仕組みづくりから関われる点は、ほかの不動産会社にはない特徴といえます。会社が実際の住まいの事業に力を入れ始めた時期だと分かるでしょう。

不動産売買の営業は想定年収500万〜800万円

住まキャリには、不動産売買の新しい事業の求人が掲載されています。メンバーとリーダーの求人と、事業の責任者の求人の2種類です。

メンバー・リーダーと責任者の求人

求人想定年収月給求める経験
メンバー・リーダー500万〜800万円31万2,500円〜50万円売買仲介か買取再販の経験2年以上
事業責任者700万〜1,200万円43万7,500円〜75万円同じく5年以上(店長の経験)

※2026年10月29日時点で住まキャリに掲載している、リビン・テクノロジーズの求人票の内容です。

メンバー・リーダーの求人には、年収例も載っています。26歳のリーダーが500万円、33歳のリーダーが540万円、35歳のマネージャーが750万円です。

役職が上がると年収も大きく上がる形で、マネージャーでは700万円台に届いています。自分の経験年数と、入社時の役職を当てはめて目安を立てましょう。

求人票では、営業の実務のほかに作戦の立案や他社との提携も仕事に挙げています。検索から集客する記事づくり(SEO)や、営業の進み具合を管理するシステムの導入も任されます。

不動産営業の経験に加えて、仕組みを考えるのが好きな人ほど力を発揮しやすい環境でしょう。

月給には45時間分の固定残業代が入っている

月給には、45時間分の固定残業代(みなし残業代)が含まれています。メンバー・リーダーの求人では、8万1,000円〜12万9,500円がこの分にあたります。基本給は22万8,500円〜36万7,500円です。

45時間を超えて残業した分は、別に支払われます。前職の月給と比べるときは、基本給の額と、残業代の扱いをそろえて比べてください。

キャリアアドバイザー 小竹
固定残業代の時間が長い求人は、実際の残業が月に何時間くらいかを面接で聞いておくと、入社後の働き方が想像しやすいですよ。

賞与は約4.0か月、昇給は年2回

賞与は4月と10月の年2回で、2026年の実績は平均約4.0か月分です。昇給も4月と10月の年2回あり、半年ごとに評価が給与に反映される機会があります。

求人票に歩合やインセンティブの記載はなく、年収は月給と賞与で決まります。成約の数で月ごとの収入が大きく上下しにくい点は、歩合の大きい会社との違いでしょう。

年代別の平均年収は30代で約580万円

責任者の求人票には、会社全体の年代別の平均年収も載っています。

年代平均年収
20代約480万円
30代約580万円
40代約720万円
50代約1,100万円

※リビン・テクノロジーズの求人票に記載の、会社全体の年代別の平均年収です(2026年10月29日時点)。

年代が上がるほど、平均年収もはっきり上がる結果でした。30代の約580万円は、不動産売買のメンバー・リーダーの想定年収500万〜800万円の下の方にあたります。経験のある人なら、全社の30代の平均より高い条件で入れる可能性があるでしょう。責任者の求人の700万〜1,200万円は、40代〜50代の平均と同じくらいの水準から始まります。求人票には、最年少で役員になった人は35歳だったとも書かれており、若くても役職に就ける会社といえます。

住まキャリの求人と比べると

不動産業界のほかの会社の売買仲介の求人とも比べてみましょう。住まキャリに掲載中の求人から集計すると、次のとおりです。

職種想定年収の下限(中央値)上限(中央値)最高提示額
売買仲介480万円984万円2,000万円
不動産開発(用地仕入れなど)430万円800万円3,000万円

※住まキャリ掲載求人を参考にした数値(2026年10月時点)

リビン・テクノロジーズの500万〜800万円は、下限が売買仲介の中央値とほぼ同じで、上限は中央値の984万円より低めです。売買仲介の求人には歩合の大きい会社が多く、上限を押し上げていると考えられます。家を買い取って売る仕事に近い不動産開発の中央値(430万〜800万円)と比べると、ほぼ同じ幅でした。

月給と賞与で決まる安定した収入を選ぶか、歩合で上を狙うかで、合う会社は変わります。不動産の売買を別の形で手がける会社の例として、TERASSの年収も参考になるでしょう。

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自分の経験でどの役職から入れるか、年収の幅のどこから始められるかは、求人票だけでは分かりにくいものです。住まキャリのキャリアアドバイザーに相談すると、経験に合う求人と年収の目安を確かめられます。

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働き方は土日祝休みで年間休日125日

不動産売買の求人は、年間休日が125日程度で、土日と祝日が休みです。勤務時間は9時から18時で、年末年始は8日間ほど休めます。固定残業代の45時間を超えた分は別に支払われるので、忙しい月も働いた分は受け取れる形です。

個人のお客様を相手にする不動産営業は、週末に案内や商談が集まりやすく、平日休みの会社も少なくありません。土日に休める不動産営業の求人は、家族と休みを合わせたい人にとって大きな魅力になるでしょう。

ただし、売主の都合に合わせて週末に動く日がないかは、面接で確かめておくと安心です。勤務地は東京・日本橋の本社で、人形町駅から歩いて2分ほどです。リモートワークはできません。

キャリアアドバイザー 小竹
土日休みの不動産営業は人気が高いです。週末の案内をどう分担するのか、面接で聞いておくと入社後のずれが減りますよ。

福利厚生には、自社株を買うときの貸付金の制度や従業員持株会、育児や介護のための時差出勤の制度があります。上場している会社なので、持株会で自社の株を持つこともできます。休みも年末年始だけではありません。有給休暇と会社独自の特別休暇もあります。

選考では社長による面接が2回あり、試用期間は6か月です。新しい事業の最初のメンバーを選ぶ選考なので、事業をどう伸ばしたいかを自分の言葉で話せるよう準備しておきましょう。

リビン・テクノロジーズに向いている人・向いていない人

ここまで見てきた年収の仕組みと働き方から、リビン・テクノロジーズに向いている人と向いていない人を整理します。

向いている人

  • 売買仲介や買取再販の経験を、新しい事業で活かしたい人
    立ち上げのメンバーとして、営業の仕組みづくりから関われます。
  • 土日に休める不動産営業を探している人
    年間休日125日程度で、土日祝が休みです。
  • 歩合より、月給と賞与で安定した収入を得たい人
    賞与は約4.0か月分で、昇給は年2回あります。
  • Webやデータを使う不動産の仕事に関わりたい人
    営業は、マーケティングや開発、コールセンターの部門と協力して進めると求人票に書かれています。

向いていない人

  • 宅建を持っていない人・不動産の経験がない人
    宅建と、売買の経験2年以上が条件です。
  • 歩合で大きく稼ぎたい人
    求人票に歩合の記載はなく、想定年収の上限は売買仲介の中央値より低めです。
  • 東京以外で働きたい人
    不動産売買の求人の勤務地は、東京・日本橋の本社です。
  • 決まった仕組みの中で働きたい人
    新しい事業なので、やり方を自分たちでつくる場面が多いでしょう。

不動産の経験がない人は、まず売買仲介の会社で2年ほど経験を積み、宅建を取る道が考えられます。そのうえで、こうした新しい事業の立ち上げに加わるとよいでしょう。

宅建を持っていない人は、先に資格を取ると応募できる求人が広がります。資格が年収にどう効くかは、宅建士の年収はいくら?の記事を参考にしてください。

関連記事:三井不動産リアルティの年収は親会社と違う?中途は420万〜1,100万円

まとめ

リビン・テクノロジーズの平均年収は616万8千円で、不動産売買の新しい事業で営業を募集しています。転職を考えるときは、次の点を押さえておきましょう。

  • 平均616万8千円は全社員の数字。応募する職種は求人の想定年収で目安を立てる
  • 不動産売買の営業は500万〜800万円、責任者は700万〜1,200万円。経験年数と役職を当てはめる
  • 月給には45時間分の固定残業代が入る。前職とは基本給と残業代の扱いをそろえて比べる
  • 賞与は約4.0か月、昇給は年2回。歩合ではなく月給と賞与で決まる
  • 土日祝休み。宅建と売買の経験2年以上が応募の条件

自分の経験でどの役職から入れるか、年収の幅のどこから始められるかは、求人票だけでは分かりません。住まキャリでは、住宅・不動産業界に詳しいキャリアアドバイザーが、求人選びから年収の交渉まで無料でサポートしています。面接では聞きにくいことも、気軽にご相談ください。

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この記事を書いた人

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