賃貸管理の夜間対応をAIで月6万円減らす|コールセンター委託との比較

2026/09/04
夜中の電話はゼロにできない。減らせるのは取次だけの電話。月6万円が浮く

賃貸管理の夜間一次対応、月8万円を2万円にする線引き

賃貸管理をやっている会社の社長と話していると、夜間対応の話は必ず出ます。

「深夜に電話が鳴る。でも中身の8割は、朝でいい話なんだよ」

ゴミ出しの日、駐車場の場所、エアコンの使い方。これを聞くために、月8万円のコールセンターを契約している。あるいは、社長の携帯に転送している。

先に書いておきます。夜間対応をゼロにはできません。水漏れとガスは、夜中でも人が動かないといけない。

減らせるのは、取次しかしていない電話のほうです。

委託8万円が、2万円になる

夜間・休日のコールセンター委託は、戸数にもよりますが月5万円から10万円が相場です。仮に8万円とします。

委託8万円、AI一次対応2万円、差6万円、年間72万円
委託8万円、AI一次対応2万円、差6万円、年間72万円

これを、よくある質問にAIが答え、緊急だけ人に転送する形にすると、月2万円程度で組めます。差額は月6万円、年間72万円です。

これも現金型です。委託費の支払いが実際に減ります。

大事なのは金額ではなく、線引きです

ここが記事の本題です。AIに何を答えさせるかを先に決めないと、事故が出ます。

AIが答えていい質問と、すぐ人につなぐ事故の一覧
AIが答えていい質問と、すぐ人につなぐ事故の一覧

AIが答えていいのは、手順の案内で済むものだけです。

  • ゴミ出しの曜日と分別
  • 駐車場・駐輪場の場所と契約
  • 給湯器・エアコンの操作方法
  • 更新手続きの時期と必要書類
  • 鍵を紛失したときの連絡先と手順

すぐ人につなぐのは、判断を誤ると事故になるものです。

  • 水漏れ・漏水
  • ガスのにおい・火災
  • 部屋に入れない(鍵・オートロック)
  • 入居者どうしのトラブル、騒音の通報
  • けが・救急に関わること

設計の原則は1つだけです。迷ったら人につなぐ側に倒す。

AIが答えられる質問を1件取りこぼしても、翌朝に電話が1本増えるだけです。でも水漏れを「よくある質問」として処理してしまったら、階下まで被害が広がって、賠償の話になります。取りこぼしのコストと事故のコストは、桁が違います。

入居者にとっても、待たされないほうがいい

費用の話ばかり書きましたが、入居者側の体験も変わります。

コールセンターは、オペレーターが出て、内容を聞いて、翌朝の担当者に申し送りをします。入居者は「明日また連絡します」と言われて終わりです。

AIの一次対応なら、ゴミ出しの日はその場で答えが出ます。深夜0時でも待ち時間がありません。緊急の場合だけ、すぐ人につながります。

入居者の満足度は更新率に効きます。ここは金額に換算しにくいので、この記事では計算に入れていません。

導入するときに一番時間がかかるところ

正直に書きます。AIの設定より、物件ごとの情報を集めるほうが時間がかかります

ゴミ出しの日は物件ごとに違います。駐車場の契約内容も、給湯器の型番も違う。この情報が管理システムの中でバラバラだと、AIは正しく答えられません。

逆に言うと、この整理は夜間対応をやめても価値が残ります。日中の問い合わせ対応も速くなるし、担当者が変わったときの引き継ぎも楽になります。

最初の2週間はここに使ってください。

御社の場合を計算します

式はこれだけです。

今の夜間委託費 − 2万円 = 月に減る費用

委託していない(社長の携帯に転送している)会社の場合は、金額ではなく「夜中に起こされる回数」で計算します。月に何回起こされているか、そのうち何回が朝でよかったかを数えるところから始めます。

30分いただければ、御社の物件数と問い合わせ内容で計算し直します。無料です。

報酬は成果報酬だけです。先にいただくお金はありません。2週間動かして実際に浮いた金額の30%を、6ヶ月だけいただきます。効果が出なければ0円です。

御社の数字で、いくら戻るか計算します。
30分・無料。報酬は成果報酬だけで、効果が出なければ0円です。

御社の数字で再計算する(30分・無料)

カテゴリー
住まキャリ|住宅・不動産業界転職