
住宅・不動産の管理部門。契約満了で補充しない選択が取れるかどうかの計算
先に断っておきます。この記事は「AIで人を減らしましょう」という話ではありません。
住宅業界の人材紹介をやっている立場で言うと、今いる人に辞めてもらうのは、経営として一番割の合わない選択です。採用にかかる費用と、引き継ぎの時間と、残った人の不安。全部足すと、浮いた人件費を軽く超えます。
この記事が扱うのは、欠員が出たときに補充しないで済む状態を、先に作れるかどうかです。
住宅会社や管理会社の事務を派遣で1名お願いすると、時給1,500円から1,800円で月25万円から30万円が相場です。年間で300万円を超えます。

この方の業務をAIに移せた場合、かかるのはツール費の月2万円から3万円です。差額は月22万円から27万円。年間260万円から320万円になります。
事例35件の中で、一番金額が大きいのがこれです。しかも外注費や派遣費が実際に減る現金型で、口座から出ていくお金がそのまま減ります。
ただ、金額が大きいということは、それだけ難しいということでもあります。
正直に書きます。派遣の方1名の仕事を、AIが全部引き受けることはできません。

移せるのは、判断が要らない定型の部分だけです。
一方で、こういう仕事は残ります。
最後の1つが曲者です。派遣の方が長くいる会社ほど、マニュアルに無い知識がその人に溜まっています。ここを引き継がずに契約満了を迎えると、AIを入れていても回りません。
タイトルに戻ります。
契約満了の連絡を受けてから慌ててAIを検討すると、たいてい失敗します。理由は3つです。

順番はこうです。まず今の業務を全部書き出してもらう。次に「判断が要るもの」と「要らないもの」に分ける。要らないものからAIに移して、2週間ずつ様子を見る。
この作業自体を、今いる派遣の方と一緒にやってください。 一番詳しいのはその人です。仕事を奪う話ではなく、引き継ぎ資料を作る話として進めると、協力してもらえます。
式はこれだけです。
今の派遣費 − ツール費2〜3万円 = 月に減る費用(定型業務を全部移せた場合の上限)

実際には全部は移せないので、この金額の6割から8割が現実的な線です。月25万円の派遣費なら、月15万円から20万円というのが正直なところです。
30分いただければ、御社の業務を洗い出して、どこまで移せそうかを一緒に見ます。無料です。契約満了の予定がまだ先でも、早いほど選択肢が増えます。
報酬は成果報酬だけです。先にいただくお金はありません。2週間動かして実際に浮いた金額の30%を、6ヶ月だけいただきます。効果が出なければ0円です。
御社の数字で、いくら戻るか計算します。
30分・無料。報酬は成果報酬だけで、効果が出なければ0円です。