採用ストーリー優秀なアドバイザーに、正しく還元する|連載 優秀なキャリアアドバイザー論 #06ここまで、優秀なCAとは「引き出し、つなぎ、決め、続ける人」であり、それをどんな球にも再現できる人だと書いてきました。最終回は、そういう人にUMJがどう報い記事を読む 
UNITED MIND JOURNAL
採用ストーリー
採用ストーリーを読む。
採用ストーリーに関する記事や取り組みをお届けします。
こんにちは。株式会社ユナイテッドマインドジャパン(UMJ)代表の宮沢です。今日から全6回の連載で、「優秀なキャリアアドバイザーとは何か」を真剣に考えます。最初に結論を書きます。AIが普及した今こそ、対話で人を動かせるキャリアアドバイザーが最強の仕事になる、と私たちは考えています。
正直に言います。希望条件を聞いて、合う求人を並べるだけの仕事なら、もうAIの方が速くて正確です。
2026年には、大手サービスが仕事やキャリアの悩みをAIに相談できる機能を始めました。人材紹介の現場でも、初回連絡、日程調整、書類の下書きなどをAIが担う流れが一気に広がっています。定型化できる仕事はAIへ、人の判断が必要な仕事は人へ。この切り分けは、もう業界の前提です。
では、人に残る仕事とは何でしょうか。
20代の転職者550名を対象にした2026年の調査があります。エージェントを使って疲れたと答えた人は74.2%。理由の上位は「希望を無視した求人を大量に送られた(71.6%)」「応募や内定承諾を急かされた(58.9%)」でした。
一方で、メインのエージェントを決めた理由の1位は「自分の強みや悩みを深く理解し、言葉にしてくれた(62.8%)」。求人数の多さを満足の条件に挙げた人は18.2%しかいませんでした。
求職者が欲しいのは、求人の数ではありません。自分を分かってくれる人です。そしてこれは、AIがいちばん苦手なことでもあります。

私たちは、人にしかできない仕事を次の3つだと考えています。
AIが事務を引き受けるほど、CAはこの3つに時間を使えるようになります。だからAI時代は、対話が強いCAにとって追い風なのです。

UMJは、住宅・不動産業界と製造業を中心に人材紹介を行う、社員10名ほどの会社です。私たちの研修マニュアルの最初のページには、こう書いてあります。
スカウト、ヒアリング、推薦、面接、内定、入社のすべてのフェーズにおいて、相手を思い・想像し、徹底的に相手の立場に立つ。
UMJのCAは、求職者と企業の両方を担当する「両面型」です。企業の社長や現場の声を直接聞いているからこそ、求職者に「この会社の本当のところ」を伝えられます。住宅・不動産を中心に、150社を超える企業との取引で培った業界の深さも武器です。
目指しているのは、短期間で結果を残せるプロフェッショナルの戦闘集団です。件数をこなすのではなく、一人ひとりとの対話の深さで、確実に結果を出す。結果にコミットできるチームであることを、何より大事にしています。
AIも使います。ただしそれは、CAを置き換えるためではありません。AIを駆使して社内のあらゆるデータを分析し、それを連動させて、CAの工数をできるだけかけない仕組みをつくっています。浮いた時間を、すべて対話に回すためです。面談の前後の役割分担は、「AIに任せる仕事、CAが手放さない仕事」で詳しく書いています。

これからの5回で、次のことを書いていきます。
「数字だけ追うのに疲れた」「でも、ちゃんと稼ぎたい」。そんなキャリアアドバイザーの方に、ぜひ読んでほしい連載です。少しでも共感したら、「話を聞きに行きたい」から気軽に声をかけてください。
連載「優秀なキャリアアドバイザー論」 第1回/全6回
▶ 次の回:#02 「優秀なキャリアアドバイザー」の定義を考える
※この連載はWantedlyでも公開しています。エントリーは採用情報、またはWantedlyの「話を聞きに行きたい」からどうぞ。